最高の品質を保証・維持していくために

KELLER Pressure 社製品の核心は、圧力トランスデューサです。圧力トランスデューサを構成する複数の各部品は、組み立て方によって互いに様々な影響を及ぼし合います。

・測定セル：圧力チップとガラスフィードスルーで構成されます
・圧力トランスデューサ：測定セル、ハウジング、セラミック充填材、充填オイル、ダイヤフラムで構成されます

その他の重要な影響要因としては、溶接、接着、オイル充填といった製造プロセスが挙げられます。これらの各工程や部品は、圧力トランスデューサの性能と信頼性において重要な役割を果たしています。たとえわずかでも通常の工程や許容範囲から外れることがあると、他の部分への予期せぬ影響や品質低下につながる可能性があります。

圧力トランスデューサの卓越した品質を保証・維持していくために、KELLER Pressure 社は数年前に「reinvent the wheel」という決断を下しました。

徹底的な調査を行うべく、圧力トランスデューサをその構成部品と製造プロセスごとに分解しました。これら個々の要素同士、そして測定システム全体に対するさまざまな影響を分析にかけました。この長期にわたる基礎研究の目的は、各構成部品が製造プロセスと相互に作用する中で可能な限り最高の性能を発揮できるようにすると同時に、知見を得ることです。長年に渡って収集した測定データを科学的に評価した結果、多くの新たな発見につながりました。何十年も使用してきた基本原理やプロセスの有効性もまた、再確認することができました。知識は経験から生まれるのです。

この知識はKELLER Pressure 社全製品の最新の開発ステージに日々反映され、OEM製品である圧力トランスデューサ、電子回路付き圧力トランスデューサ、ねじ付きヘッドまたは電子回路なしの圧力変換器から、完成された圧力トランスミッタに至るまで、そのすべてに組み込まれています。

KELLER Pressure 社は市場において、最高水準の品質を一貫して提供できるポジションにたどり着いたと言えます。